カンジダ膣炎にかかったとしても軽度であれば膣内の自浄作用によって自然治癒してしまうのですが、通常は膣内をよくきれいに洗浄して抗真菌薬の膣錠を入れて治療をします。
ちなみに、膣錠には2種類あって一度入れると1週間効果が続くというタイプと毎日1錠ずつ入れるタイプがあります。
ほとんどの場合は1週間持続するタイプの膣剤を病院で入れてもらって様子をみます。

また膣剤を入れるのではなく、内服薬を1回3錠飲むだけという方法もあります。
こちらは性経験がない人などにおすすめの方法です。
薬を飲むだけですから、内診が苦手だという人にもこういった治療法は向いています。

ただ何度もカンジダ膣炎が再発してしまう人もいます。
そういう場合には再発治療薬を使います。再発治療薬には市販で購入する事ができるエンペシドという薬があります。
エンペシドは薬剤師がいない時には購入できませんので注意が必要です。

この再発治療薬にはカンジダの真菌に効果的なクロトリマゾールという成分が配合されており、その有効性は90.9%、菌の消失率も92.3%となっています。
さらに気になるのが副作用があるかどうかという点ですが、副作用を感じることがなかった人は全体の98.9%となっています。
つまり副作用の心配がほとんどなく、効果も抜群だという事で再発防止・改善効果が非常に高いということがわかります。

膣内に入れると水分によって薬が発砲しながら溶け出していくので、膣内にすみやかに有効成分が効果的に広がっていきます。
使用できるのは15歳以上60歳未満となっており、1日1回できるだけ就寝前に1錠を膣の深い部分にまで入れておきましょう。
通常は3日ほど使用することで効果が出てくる事が多いですが、6日使っていても患部の状態が変わらない場合には医師の診察を受けたほうが良いです。

エンペシドを使う前にシャワーなどで患部を清潔にしておきます。
手を石鹸できれいに洗ってからエンペシドを膣内の深部にまで挿入します。
その後は指をきれいに石鹸で洗い流しておきましょう。

カンジダ膣炎に感染したら常に清潔にしておく

カンジダ膣炎に感染した時には基本的な事としてデリケートゾーンを清潔にしておくようにします。
といっても、デリケートゾーンを洗いすぎてしまうのは必要な菌まで洗い流してしまう可能性があるので逆効果になってしまいます。
ですから、デリケートゾーンを刺激の強いボディソープなどを使って洗いすぎるのはやめておきましょう。

カンジダ膣炎の治療期間中は特に通気性の良い下着を身につけておくようにします。
通気性の良い下着にこだわる必要があるのは小さくてきつめの下着を身につけているとデリケートゾーンが蒸れやすくなってしまい、カンジダにはあまり良い事だとは言えないからです。

エンペシドの治療期間は一般的に3日から6日間となっていますが、効果を感じるまでは個人差があります。
ただし6日以上使用していても改善する様子が見られなければ、医師の診察を受けて別の治療方法がないかを相談したほうが良いです。

もちろんその間も刺激の強いボディソープなどを使わずに、デリケートゾーン専用のものを使うようにしましょう。
エンペシドを使用できるのはあくまでも以前に一度以上医師からカンジダ膣炎だと診断されて、治療を受けたという経験がある人のみです。
それはこの薬がカンジダ膣炎の再発治療薬だからです。
初めてカンジダになったという人はまず医師の指示に従って治療をきちんと受け、完治をさせる事が大事です。

購入はウェブサイトでもする事ができますが、購入する前には必ず問診を受ける必要があります。
これはエンペシドの購入には薬剤師と話す必要があるためです。
その後に購入手続きをして薬剤師からのメールを受け取り、最終的な購入手続きが完了となります。
ドラッグストアや薬局などで購入する場合も必ず薬剤師と話す必要があります。